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占いをどこまで信じていますか? ~あなたの意識で運命は変えられる~

占いブームに乗じて、誰もが気楽に占いを聞きに行くようになった現代において、占いの効果的な利用の仕方などを書いた本。
著者自身の経験談、知人の占いに同行したケースなど、例も豊富である。

出版社:幻冬舎
価 格:¥1,430(税込)
発行日:2007年4月
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まえがき

この本は、次のような人たちのことを思って書きました。

・占いでショックなことを言われて落ち込んでいる人
・占いで嫌な未来を言われて、「それが本当になったらどうしよう」と不安になっている人
・「運命はすべて決まっていて、どんなに頑張っても変えることはできないのだろうか?」と思っている人

占いでわかることは、良いことも悪いことも「絶対そうなる」と決まっているわけではありません。そうなる確率がどんなに高くても、そうならなかった例はたくさんあります。占いは、未来に起こることを限定して、それに一喜一憂するためにあるものではないからです。
未来は、あなたの意識と言動で確実に変えていくことができるのです。

私自身、これまでにいろいろな占いをためしてみました。そこには、有名な占いの大家と言われている先生のものから、この数年に流行り始めたものまで様々なものがありました。
中には、これまでの過去を驚くほど正確に言い当てる占い師もいます。一般にはなかなか姿を現さない、日本にもほとんどやってこないような大占星術師の中には、なぜそんなことまでわかるのか、人間に起こることはすべて決まっているのかと思いたくなるほど的確に、曖昧な表現を使わずに言い当てる方々もいらっしゃいます。
当時言われたことが、後になって本当にそのとおりになったこともよくありました。私自身はそれをすっかり忘れていたのに、まるでそうなることがはじめから決められているかのように当てはまったのです。
占い自体は、宇宙や大自然の法則を体系化しているものなので、そこからなにかがわかることはたしかにあると思います。はじめから「ああいうものは当てにならない」と片付けてしまうには、あまりにも奥が深いものです。

では、未来に起こることは、すべて決めれられているのでしょうか?占いというものに触れれば触れるほど、「一体、運命というのはどこまで決まっているのだろう?」という疑問に突き当たります。

(中略)

その人の未来がはじめから決まっているとすれば、その「未来」と「人間の意識の力」はどちらが強いのでしょうか?

「こうなりたい、こうなりたい」とどんなに思って頑張っても、生まれたときから決まっている流れに逆らうことはできないのでしょうか?

本書には、これらの疑問への私なりの考えを書きました。
私は、占いや占い師の存在自体を否定しているわけではありません。
「占い」というものは存在する意味がきちんとあり、活用次第ではとても役立つ情報になります。ですが、付き合い方を間違えば、一生それに振り回されるものにもなりえるのです。
本書を通して、皆様が抱えている悩みが少しでも軽くなり、毎日の生活が本当に楽しくてワクワクしたもの感じられるようになればいいなと思います。
2006年 11月 浅見帆帆子

目次

  • 序章 占い師の言葉で未来が左右される恐ろしさ
    • 1)占いブーム到来
    • 2)過去や未来が予想できるのは不思議なことではない
    • にせもの占い師が増えている
      ―占いを聞いたことで、かえって不安になったことはありませんか?
    • 4)運のいい人の仕組み
      ―あなたのまわりには、あなたの意識が考えていることだけが現実になっている
    • 5)占いを聞く意味
      ―良いことを意識に入れて実現力を高める
    • 6)悪いことを刷り込まれれば悪いことが実現する
      ―悪いことのほうが現実になりやすく感じる理由
  • 第1章 占い師にこんなことを言われたとしても大丈夫!!
    占いでわかる未来は絶対と決まっているものではない
    • 7)「彼には浮気の心配がある」と言われたBさん
       ―その人の思いが現実をつくる
    • 8)仕事のエネルギーが弱いと言われたのに、外資系企業の社長であるDさん
       ―現実への表れ方はひとつではない
    • 9)本人だけでなく、家族やまわりの人の運勢も影響している
       ―どの人だけを占って、すべてを判断することはできない
    • 10)「お金に縁がない」と言われたAさん
    • 11)「○○のエネルギーが弱い、ない」と言われたとしたら
    • 12)占い師の判断には、その占い師の価値観が入っている
       その1「いい結婚」「やめたほうがいい結婚」とはどういう意味?
       その2「この人は結婚に向かない」はどういう意味?
       その3「この人だと苦労します」とは、どういう意味?
    • 13)「この人とは相性が悪い」と言われたとしたら
       ―相性の良い、悪いはない
    • 14)あなたの性格が、どの星にも当てはまっている気がしたことはありませんか?
       ―誰でもすべての星の要素を持っている
    • 15)占い師も人間である
       ―どんなに素晴らしい先生でも、解釈の間違いやずれがある
    • 16)なぜ世の中にこれだけたくさんの占いがあるか
       ―完璧な占いはないから
    • 17)たとえ100%の占いがあったとしても、解釈するのが人間である限り100%にはならない
    • 第1章のまとめ
  • 第2章 占いで、あなたの本音や進路を変えるのですか?
    迷ったら、こうすればいい
    • 18)「私は結婚できますか?」と聞く女性たち
       ―それをすれば幸せになるか、そこまで占い師にはわかりません
    • 19)物事の「幸、不幸」「」良い、悪い」あなたが決めている
    • 20)「これをしたら失敗する」と言われたとしたら
       ―最悪に感じることこそ、最高のことに変わるチャンス
    • 21)すべての出来事は、あなたになにかを気づかせるために起こっている
    • 22)起きる物事に「良い、悪い」はない
       ―占いで未来を知る意味はあるのか
    • 23)占いで、自分の本音や決断を変えると必ず後悔する
       ―占いで完璧にしても、起こることは起こる
    • 24)「落ちる」と言われて、志望校を変えそうになったEさん
    • 25)占いの結果より、あなたの本音のほうが強力な情報である
       ―占い師に「やめたほうがいい」を言われただけで、諦められるのですか?
    • 26)占いを聞く前からあなたの本音は決まっていませんか?
       ―占いを自分の本音を確かめる手段として利用しよう
    • 27)目の前に大きな石落ちているとわかったとき、あなたはどうしますか?
       ―あなたの捉え方次第で、運命は変わる
    • 第2章のまとめ
       中国の占いの大家の先生が、自分の結婚相手を選んだ基準
  • 第3章 未来は変えられる
    • 意識で変わる
    • 28)子供はできないと言われたのに授かったJさん
       ―最後はその人の意識が作用する
    • 29)Jさんの実践した、思いが実現するイメージングのコツ
    • 30)「今年は出会いの多い年になる」と言われたら
       ―流れはあっても意識が入らなければ現実にはならない
    • 31)持って生まれた「流れ」と、人の意識はどちらが強いか
    • ※未来を「知れば」変わる
    • 32)「あなたは2回結婚します」と言われた女性たち
    • 33)占いで未来を知るのは天気予報を聞くようなもの
       ―事前に知ったりありがたい情報として、自分のメンテナンスをする
    • 34)「あなたは結婚できない」と言われたFさん
       ―「知って」自分が変われば、未来が変わる
    • 35)「知る」ということのパワー
       ―すべてを知ってしまうと弊害がある
    • 36)「知る」+「意識」で、相手の未来にも影響を与えることができる
    • 37)生き方や考え方を変えると、未来が変わる
       ―なぜ、未来の傾向を「知る」と変えられるのか
    • 38)どんなことでも、知れば変えることができるのか
       ―近い未来は変えにくい?
    • 第3章のまとめ
  • 第4章 良い占い師の選び方
    こういう占い師に聞かなければ意味がない
    • 39)占い師というだけで、はじめからプライベートをさらけだす姿勢でいませんか?
       その1否定的なことを言わない人
       ―あなたが傷つく言い方をされたら、やめたほうがいい
       その2あなたの希望を優先させてくれる占い師
       ―自分の価値観を押し付けない占い師
       その3占いに行った後で、あなたが明るい気持ちになれる占い師
       その4なんとかくいいなと思える、あなたと合う占い師
       その5いろいろなことを経験している占い師
       ―良い占い師に年齢は関係あるのか
       その6他の占いを否定せず、常に勉強している占い師
       ―外れたケースこそ、研究してほしいと思いませんか?
       その7たくさん行って、ためす
       その8占い師本人が幸せな人、運のいい人
    • 40)占い師は、相談者の因縁や悪いものを背負う
    • 第4章のまとめ
       気楽に占い師になってしまう人が増えた
  • 第5章 占いを聞くのであれば、こういうふうに活用しよう
    • 41)成功者には占いを活用している人が多い
       ―大事なことは「それがあるかないか」という議論ではない
    • 42)「それをするのに向いている」という時期を知る
       ―暦や自分のバイオリズムなど
    • 43)バイオリズムや暦に振り回されてはいけない
    • 44)占いがなくても、人間はバイオリズムどおりの動きができる
    • 45)うまくいく流れに逆らっているときは、こんなふうに感じる
    • 46)占いに神経質にならなくても、本来の流れに乗る方法
       その1 本音と直感に素直になる
       その2 シンクロニシティーを利用する
       その3 タイミングよく動くために、精神レベルを上げる
    • 47)なぜ占いによって違うルールがあるのか
       ―はじめから、それくらい「ずれ」あるとして向き合う
    • 第5章のまとめ
       それをするのに向いている時期=そのときにしないと失敗する、ではない
  • 第6章 運命はどこまで決まっているのか?
    • 48)前世の存在を感じるとき
    • 49)見えない世界を知る意味
       ―それが「あるかないか」という議論の前に
    • 50)人生にお起こることはどこまで決められるか
       ―どこに基準を置くかで変わってくる
    • 51)占いで未来を知ることで、どこまで先を変えられるのか
    • 52)宿命に良い悪いはない
       ―宿命を受け入れたほうが楽しく生きられる
  • 最終章 やっぱりこれが大切
    • 53)占いで予想された悪いことが、ひとつも起こらなかった人たち
    • 54)精神レベルの高まる暮らし方をしていると、大難が小難で済むようになる
       ―消えてしまえば、占いで指摘されたことに当てはまらなくなる
    • 55)精神レベルが高まる暮らし方をしていると、物事の良い面が出るようになる
    • 56)見えないなにかに  敬の念を払っている人は、トラブルが起こりにくい
    • 57)これからの時代は、ますます人に意識の方が強くなる
       ―占いというものは、なくなっていくかもしれない
    • 58)未来を知りたがるのは人間のエゴ
       ―知らずに生まれてきたのだから、知らなくても幸せになれる
  • すべての章のまとめに代えて
    未来は自分の意思でひらいていくもの
  • あとがき
浅見帆帆子
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