「神々の島」とされているバリ……行ってみたら、本当に「神々の島」でした!!
特に敏感ではない私でも「やはりここにはなにかある(いる)」と感じざるを得ない…… それは、この島全体にただよっているエネルギーがあまりにも強いためでしょう。
いるだけで、それを自然に感じ取れてしまうのです。
バリは、「浄化」が自動的に行われる島のように思います。
島全体が聖地のようなエネルギーに包まれているため、まずその空間に入るだけで浄化作用が起こるのかもしれません。
浄化された結果、「今の自分に必要なこと」に自然と気付かされます。それは、日常生活にまぎれて見えなくなっていた自分の本当の思いであったり、しばらく忘れていた物事の真理であったりするかもしれません。
そしてその気付き方が激しく強い……「ガツンとわからせられる」という感じです。
私自身も、滞在中に深く考えさせられることが何度もあり、 「今さらこんなことに気付くなんて!」という目から鱗のような変化を体験しました。 これまでとは違う自分になったような感覚でした。これも、バリ島のエネルギーが強いからこそ、なのでしょう。
滞在中に訪れた数多くのバリヒンドゥーの寺院でも、常に「浄化」が大切にされていました。 余計なものがそぎ落とされることによって、本来の自分が出てくるのです。
実は日本の神社仏閣に参拝したときにも同じこと起こります。
神社にお参りするとなぜかすがすがしくなるのは、緑あふれる自然の力とともに、その聖地の高いエネルギーに浸ることで心身が浄化されるからだと思います。それによって気持ちが癒されたり、新しいやる気に満ちたり、物質的な体の機能が活発になったりして、結果的に生活に変化が起こる…… 神道でもヒンドゥーでも、本来の自分にアクセスしたときに見えてくるものは同じように思います。
心身がさっぱりして、静かなワクワク感とともに、なにも心配のない穏やかな心の状態になる…… これが私流に言う「宇宙とつながっているとき」です。 宇宙(=目に見えない偉大ななにか)からやって来る情報を、さえぎるもののない純粋な自分が受け取るからこそ、 それが新しいアイディアや考え方につながるのです。
神社に行くと直感冴えるようになるのも納得です。同じようにバリでも、浄化された自分がバリの神様にアクセスすることによって、いろいろな情報がダウンロードされて変化が起こる、という感じでした。
バリのこの高いエネルギー状態は、バリに住む人々によって支えられているような気がします。 つまり、バリ人が日々欠かさずに繰り返している「おまつり」と、それによって感じる「すべてのものへの感謝の念」によって維持されているのです。 いつもその高いエネルギー状態に浸っているために、バリの人たちは、神様をはじめてとした目に見えない種類のことを、とても自然に受け止めています。
バリにいると、「目に見えないあらゆる種類のことは、現実生活と共存している表裏一体のものである」ということを実感します。 「これは現実的な考え方で、ここから先はスピリチュアル」と区分をつけることのほうが不自然なように感じるのです。
いるだけで浄化が行われる島、本当の自分とつながれる島……それが私のバリだと思います。 ぜひ、あなたのバリが見つけてください。
バリは、受け取る準備ができていれば、いたるところで受け取れる島です。