新刊「あなたも宇宙とつながっている」(亜紀書房)のサイン会をしました。(@三省堂書店本店)
サイン会は、みなさんの思いや質問を、直接お聞きすることができる唯一の場。
やはり、面と向かって交わす言葉は、重みが違いますよね。
短い時間に「これも言おう、あれも伝えよう」と思うと、つい時間がかかってしまって、
長時間お待たせしてしまうこともありますが、これからも大切にしたい時間です。
遅まきながら、今回の新刊について一言。
タイトルは「あなたも宇宙とつながっている」。この「宇宙」というのは、この世界の創造の大元、この世の仕組みや
根源的ルール、つまり 「人間には計り知れない偉大な仕組み」という意味を含んでいます。
これまでの私は、「宇宙につながるために、こう考えよう」という姿勢で本を書いていました。2009年に書いた「宇宙に
つながると夢はかなう」という本のときも、「つながればかなう、だからつながるような考え方は……」というスタンスでした。
ところが、この1年ほどのあいだに、「人は、誰でもはじめから宇宙(偉大な大元)につながっているんだな」と思うように
なりました。はじめからつながっている、だからそれに気付きさえすればいい、ということ。気づくと、直観は冴え、
自分の進んでいく方向がわかり、迷いやブレがなくなり、自然と毎日の流れが良くなるのです。
昨年の秋頃から、突然伊勢神宮とのご縁が始まり、何度か足を運ぶうちに、これからの時代に必要な「宇宙に応援
される生き方」というのは、実は神道はじめ、日本人がもともと持っている考え方、知っているものであることもわかりました。
その途中に3.11の大地震が起こり、これからの世界に必要な、「他人と共存共栄すること」「本当の意味でみんなが
豊かになる暮らし、考え方」に向かって、いよいよ多くの人が変化していくのだろうな、と感じています。
その「変化」とは、当然これまでにも起こっていたことで、たとえば、この数年に「パワースポット」や「神社巡り」に
老若男女問わず、多くの人が興味を持ち始めたこと、似たようなことを口にする人たちが増えたことも、その表れだと
思います。ひとつの宗教ではなく、偏った教えや、なにかに依存する特定の教えでもなく、普通の日常生活のなかで、
それぞれの人が大事なことに気づくようになったのです。
3.11の大地震以降、そのスピードが加速しました。より多くの人が本当に大切なことに目を向け始め、その結果、
共存共栄を目指し、どこかでまわりの人や地域、国、世界、地球に貢献することにつながっている考え方をするものは、
人でも団体でも、これまで以上に早く形になり、うまく流れていっているように感じます。同時に、それと逆行する考え方
をしている人、団体、業界は、その膿みが表に出て、変化せざるをえなくなるのでしょう。
私自身のまわりでも、震災以降、「自分がずっと思っていた本当にやりたいことに向かって、いよいよ進むことにした」
とか「心の中では違うと感じていたのに踏み出せなかったことに、勇気が持てた」という人、「大事なことがわかった」と
これまでの思いこみを180度変えて生まれ変わった人など、たくさんの変化が起きています。
地球全体で考えると、それぞれの人がそれぞれの役目に向かって進み始めた、という感じです。
私自身も、自分の本音で感じることを、「本」という形を通して、ますます伝えていきたいと思っています。
まわりに起こる物事、人とのつながりは連動しているので、ひとりが変化すると、私にもいろいろなことが起こり、
日々面白さを感じている毎日です。
2011年10月
河口湖「オルゴールの森美術館」 |
この「オルゴールの森美術館」、前は何度も通り過ぎたことがあるのですが、車道からは想像できないほど中は美しく、
そして、収蔵されているオルゴールに、かなり魅せられました。
オルゴールという言葉を聞いたとき、たいていの人は、あの宝箱のような小箱を想像するのではないでしょうか?
「子供のおもちゃ」と思ってしまったり、逆に大がかりものは大きすぎて(笑)、一般観賞用ではないようなイメージも、
ありませんでしたか? たしかに、大がかりな観賞用のものもありました。
これは世界最大のオルゴール。
縦5メートル、横10メートル以上はあると思います。
荘厳な音色に合わせてダンスをするダンスオルガンです。
ヨーロッパからここに運ばれたとき、まずこのオルガンを設置、
それに合わせてまわりを囲むように建物を完成させたそうです。
天井近くの壁に並んでいる お人形たちも、 音楽に合わせて動いていました。 |
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ミュージアムショップ2階の展示室に、ものすご~く素敵なオルゴールを発見しました!!!
オルゴールって、ヨーロッパ王朝時代の宮廷の芸術品なんですね。
たとえば、「Singing Bird Box」は、鳥のさえずりを聞くことができるのですが、
これがオルゴール!? と思えるほど、そこに鳥がいるかのような音が流れてきます。
見えるかな・・・箱の上に繊細な本物そっくりの鳥がついています。
ぜんまいの鳥さんも、陶器の絵も本当に素敵。
欲しい~!!!!!!
この鳥籠のオルゴールも素敵でした、鳥は剥製なので、本物そのままです。
羽毛のやわらかさまで感じる鳥さんたち、
ぜんまいを巻くと、 森の朝みたいな気持ちになりました。
欲しい~!!!! (笑) この音色は、携帯サイトにアップしますね。
テディーベアと言えば、 ドイツのシュタイフ社ですが、 そのテディーベアが スイスに運ばれて オルゴールになったものです。 シャボン液につけて、 シャボン玉を吹いてくれます。 とてもなめらかに動きます。 |
そのほか、道化・クラウン作家である、むらいこうじ先生の作られたオルゴールの部屋にも、
これまた大変魅せられました^^ むらい先生のオルゴールは、イギリスのハロッズをはじめ世界中で人気がありますが、
本当におもちゃ箱の中から出てきたような世界です。一点物とされる貴重な作品に交じって「量産品」も展示されていましたが、
それでも十分にかわいい!! エッチングのボトルや絵も素敵だった……自分だけのためにつくってくれる「受注オルゴール」
もあるそうなので、いつかお願いしたい!!!
思わぬ場所で、自分の好きなテーストの物に出会った喜びって大きいですよね。 こういう部屋、作りたい……素敵だったなあ。
あ、もちろん、講演会もとても楽しかったです。広島県、三重県など、東京より西からいらしてくださった方々もいらして、
とてもうれしかった、プレゼントやお手紙など、ありがとうございました。河口湖町の役所の方々ともお話させていただきましたが、
皆さん、町民の方々と一体になって、河口湖をもっと魅力ある町にしようという思いに溢れていました。
オルゴールの森のバラ園を プロデュースされている 薔薇研究家の中田邦子先生に、 ドイツの「ペーターフランケンフェルト」 という薔薇の花束をいただきました。 |
河口湖「オルゴールの森美術館」 http://www.kawaguchikomusicforest.jp/forms/top/top.aspx
「道化・クラウン作家 むらいこうじの世界」 http://www.koji-murai.com/index.html
2011年10月