GWも終わり、そろそろ日常生活に戻られた頃でしょうか? 今年のGWは国内をちょこちょこ移動し、
軽井沢にも数日滞在して東京に戻りました。
GWの1週間ほど前、面白いメンバーで淡路島に行ってきました。
ある方に誘われたことがきっかけなのですが・・・・・・当初の予定とはまったく違うスケジュールで
思ってもいなかった場所を訪れる、という結果になりました。
簡単に言うと、行きの空港で待ち合わせた仲間4人が飛行機に乗れず、予定していた他の方々と
合流できなかったのです!(飛行機の時間には間に合って集合していたのに・・・)、
このあたりから、「これはなにかあるな」という感じがムンムンしていました。
だって、何回もトライしているのに飛行機に乗れないのです・・・直前に航空会社が変わっていたこと
に気付いて、みんなでターミナルを移らなければならなかったり、車のなかに全員の荷物を入れ、
キーをロックしたままドアを閉めてしまったり (この時点で、手ぶらになりました汗)
しかも、本当は指タッチで開くドアのはずなのに、その場所がその時間だけなぜか電波が通じず、
キーが作動しなかったのです。羽田空港の駐車場で電波が通じないことなんて、はじめて。(もちろん、
帰ってきたときは、同じ場所で全員の電話が普通につながりましたよ) こんなことが続くと、 まるで、
乗れないように仕組まれていたような気持ちになるものです・・・・・・、そういう意味では
すべてが予定通りだったのかも(笑)。
とにかく、その流れのまま、他の方たちとは合流せずに(今回はそれぞれに行ったほうがお互いに
とっていいことのように感じられたので)、メンバーのひとりが事前に読んでいた淡路島の歴史の本に
沿って淡路島を巡りました。次に行く場所は、そこを訪ねた先で次々と示され・・・まるで
「ロード・オブ・ザ・リング」の冒険物語みたいでした・・・・・。
みんなで話しているうちに、この旅行でも、これからの私たちにとっても今必要なことは、
「覚悟して進む」ということだとわかりました。自分がどんな方向に進んでいるのか、人の意見に
流されず、自分ではっきりと決めて意識して進むこと・・・・・、これには思い当たることがありました。
数年前、伊勢神宮をはじめ、全国の神社に次々とご縁が広がり始めた頃から、同じことを別の人に
言われていたし、自分でもぼんやりわかっていたことだったのです。自分の進む道をもっと覚悟した
ほうがいいのだろう・・・みたいな。「覚悟」と言っても身構える覚悟ではありませんが、「よくわからない
けれどそうらしい」という、人から言われた結果ではなく、自分で自覚する、という感じです。
文章で書くと、あいまいですよね・・・ですが、それぞれに思い当たることがあったので、各人が
そのことについて考えながらのスタートとなりました。
旅の途中、ひとりが提案して、淡路島からフェリーで渡る「沼島(ぬしま)」に行くことになりました。
沼島にある「おのころ神社」に参拝するためです。ここは、いざなぎといざなみの神が、雲の上から
矛を突き刺し、コロコロまわして国生みをしたところ。このときに垂れたしずくが、淡路島をはじめと
するまわりの島々になった、とされています。
この山道が気持ちいいのです。 |
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たけのこもいました。 |
そうしてたどりついた「おのころ神社」は、漢字で書くと「自凝神社」……自らかたまる、という意味でした。
「おのころ」の「おの」は、「おのずから(自ずから)」という意味だったのですね。
「自分で決めて進む」という今の私たちにぴったりの神社だったのです。
一同、「へ~っ」と感心してしまいました。
縁のある神社をめぐっていると、こういう面白いことがいろいろ起こるものです。
ここも、飛行機に乗り遅れなかったらまわる予定ではなかった場所でした。
いざなぎといざなみの神様がいらっしゃいました。私も、国生みをしよう!なんて思っちゃいます。
その奥に、森につながる小道がありました。シートを敷いて、ぼんやりしたいような場所でした。
「いざなぎ神宮」に正式参拝もさせていただきました。これははじめから他の方々も一緒に参拝する予定に
なっていた場所です。 ですが、また「神宮」にお参りすることになっているのは不思議でした。
以前のダイアリーにも書いたように、「神社」と「神宮」の違いは、「神宮」が天皇家の祖先をおまつりしている場所
である、ということ。全国に数えるほどしかない「神宮」と名の付く場所に、ほおっておくと絶対に行くようにアレンジ
されるのです。
たまたまこの日は、「いざなぎ神宮」が 神社から神宮へ昇格して60周年という 記念の日でした。 町へ繰り出す神輿。 |
鳴門の渦潮にもはじめて行きました。本当に渦巻いているんですね~。
こんなような渦がいたるところに。 この渦に吸い込まれたら、 別次元の世界に行きそう(笑) |
いろいろあった(笑)淡路島とゆかいな仲間たちのメンバーのみなさん、どうもありがとう♪
❤❤❤❤
最近始めた習い事、紅型の染めつけです。
伯母が、40年近く、紅型(びんがた)の染めつけの先生をしています。
80代なので、お教室はしばらくお休みになっていたのですが、
とあるカナダ人のアーティストにお教室の再開を熱望され(笑)、
「それなら私も~♪」 ということで、プライベートレッスンの再開になったのです。
よくありますよね、身近すぎて一度もやったことがなかった、ということ(笑)
これは、細々と、長く続くお稽古になりそうです。
2013年5月