この数年、講演会がとっても楽しくなりました。
それは、「講演会は一日限りのイベントではなく、次につながっていく大きなプロジェクトのひとつ!」
とわかったからです。
一番はじめに企画する主催者をはじめ、そこに関わるスタッフの人たちが、ひとつのことに向かって団結し、
ワクワクしながら進んでいくうちに、みんなで盛り上がる高いエネルギーの状態を自然と体験します。
それによって、自分の中でなにかのスイッチが入り、講演会が終わって自分の場所に戻ったときも、
その高いエネルギー状態が続いている・・・・・・その影響で、自分の生活に新しい動きを起こしたり、
社会に参加する喜びを知ったり、生きることが面白くなる人たちが続出している……
その流れと次につながっていく展開を見ていると、もはや講演会は「一日限りのイベントではないなあ」
と感じるのです。
夏の終わりにあった八王子講演(800名)も、主催者は、八王子に在住のひとりの女性でした。
これまでに講演会などのイベントを企画運営したことは一度もなく、「どうしても帆帆子さんを八王子に
呼びたい!」というアツイ思いから始まったこと・・・・・・運営も宣伝も当日のスタッフも、
「本当に一緒にやりたいと思える仲間」と共に、「自分たちのやりかた」で進めていったそうです。
でも、このスタイル、私の講演会ではよくあることなのです・・・・・・・。
仕事だからするのではなく、本音でそれをやりたい人だけが集まったときの力はすごいものです。
スタッフには、主催者のご家族、お子さんを通じたママ友、学生時代の仲間、現役の学生、地域の方々、
私の個人的な友人、ホホトモの有志、もちろん私の事務局もお手伝いしました。面白いのは、以前の講演会の
主催者もスタッフとして加わってくれること。「我々のときはこうだった」、「もっとこうすればうまくいくよ」という、
過去のやり方や知恵を惜しみなく教えてくれているようです。主催者同士が仲間となってバトンタッチしていく
感覚なんですって……。
舞台のお花は、現役大学生の華道部の皆さんが |
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スタッフが楽しそうなので、客席から見学 |
もうすぐ開場。長時間、いつも本当に |
お行儀よく並んで下さるお客様がた |
書籍とAMIRI販売は大忙し |
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お花担当、カメラ(記録)担当、宣伝集客担当、当日の切符もぎり、お弁当配り、物販の店員さん、
全体の仕切り役・・・・・・私はたまたま「話す役」として参加させてもらっている、というだけで、適材適所、
みんなが主役でした。お客様も参加者も、みんなが楽しくて収益が上がるという「大人の文化祭」^^
・・・・・・でも、本来はそれが仕事の楽しさ、醍醐味ですよね。それぞれが、自分の得意なことと能力と知恵を
出し合って、ひとつのことを成す、それが社会に還元されて、みんなが嬉しい気持ちになる・・・・眉間にシワを
寄せて頑張る方法もひとつだけれど、いろいろなやり方があり、他者の方法を否定する必要はなく、
それぞれが自分に合った形を選べばいいなあと思います。
さて、本番!私が頑張る番・・・・。
60分講演、Q&Aコーナー、プレゼント抽選会 |
サイン付きの新刊「宇宙からのサイン」をプレゼントさせていただきました。
こちらの考えた質問に、「~~な人」 「は~い」と手を挙げてもらう抽選方法で進んだのですが、
最後の質問に思わぬたくさんの該当者がいて、20名をどんどんオーバーしてしまいました(笑)
お花を贈ってくださった皆さま、ありがとうございました。
スタッフとの打ち上げ。ここでの皆からの感想が、ひとりひとり素晴らしかった。
ここでできた仲間は、きっとまた次にどこかへつながっていくのでしょう・・・。
嬉しいことは、昨年講演をした主催者に呼ばれて同じようなメンバーに再会するとき、以前のその人の印象と
まったく違って明るくなっていたり、その1年のあいだに思わぬ新しいことを始めていたり、みんなが次に
向かって進んでいる報告をしてくださることです。
各講演会から生まれた盛り上がりの輪」が全国に広がって、各地で次の活動につながっている・・・・
これからも、私もスタッフの一員として楽しみたいです。
次の講演会は11月の大阪と福島・・・・・・お目にかかれますことを楽しみにしています。
2013年10月