October 2014
Vol.2
10月半ば、読者のみなさまとバリツアーをしました。
ツアーの前日、「浄化の島 バリ」について、バリTVの取材を受けました。
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10月12日
皆さま無事に到着!お迎えするときは、バリの正装をしました。と言っても、腰紐は、日本で私がよく使っているタイシルクのショールです。国籍不明、、、恐らく現地の人から見れば、日本で外国人が着物を着ているときの、「頑張ってアレンジしているけど正式ではない感が満載」 という感じだろうなぁ、、と思いましたが、まぁ、いいのです!*\(^o^)/*
ウェルカムディナーは、まだ皆さん緊張気味、それでも結構深い話が飛び出していました(驚)
10月13日
大好きな「パサール・アグン寺院」に皆さまをお連れしました。
前回祈祷をお願いしたマンクー(日本での僧侶のような位の呼び方)にも再会。今回は、ご主人様から祈祷を受けました。皆さん、感性がとても豊か……ここでの皆さんの会話、本当に面白かったです(笑)
続けてブサキ寺院。ここ、前回はおまつりの時期にあたっていて、とにかく大勢の人、人、人でひたすら「混沌」を感じた場所だったのですが、「おススメのマニアックなところだけじゃなくて、観光名所も入れなくちゃ笑」とルートに入れたバリヒンドゥー教の総本山、今回は人が少なくてとっても気持ちよかったです。前回、どのくらい混沌としていてクチャクチャだったかというと……↓
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ここでのマンクー(僧侶、祈りを授けてくれる人)は、ちょっとロッカー風^^
全員に、たくさんの神様を表すカラフルな「より糸」のお守りを結んでくれました。
ご祈祷を受けたあとに登った奥がよかった。参加者のひとりが、ここに来たときから「こっちこっち」と神様に言われて?、どうしても登りたかったところで、結局みんなで登ったら、日本の弁財天にあたるサラスワティがおまつりされていました。(写真中右) 彼女は今年、日本中の弁財天を巡る旅?をされていたそうで、バリは弁財天様のルーツがおまつりされているので集大成として楽しみに参加したそうです。サラスワティが言っている言葉をお話してくれました。
このケチャックはすごかった!!
前回、観光用のケチャックダンスを見たのですが、なんとなく違うかも……と感じ、「エンターテイメント性はなくていいので少人数で鑑賞できる濃いものを・・・」と探して探して手配していただいたケチャックを堪能させていただきました。
ケチャックを見ると、人や動物や生き物すべてに境目がなく(もちろん上下もなく)同じ世界にドロドロとリアルに存在しているのを感じます。
ダンスが終わった後のダンサーたちが、退場した数秒後に同じ場所から普通に歩いて出てきて、そのまま近所の自分の家に帰ってしまうところが、これまた枠がなくて(ダンスを特別視していなくて)、いいなあ(笑)と思いました。「見せてあげている」という上から目線もなく、逆に「躍らせていただいている」という変な謙遜もなく、日常の普通の延長で、さあ、帰ってお茶でも飲もう、という自然さなのです。
本当にいいものを観ました。みなさん、大満足♪ 途中、かなり爆笑するシーンがあって、いつまでもそれを思い出して笑い合いました。
10月14日
私の好きなスバトゥーの沐浴場。バリのテーマは浄化なので、それぞれ腰まで浸かったり、頭から水をかけたり、つま先を浸したりしていたところ、突然、ものすごい悲鳴(雄叫び)が響き渡り、、、、つま先だけの予定の人がツルンと滑って頭からダイブ(°_°) ! ドッボーンと全身ずぶ濡れになりました。
はじめは大騒ぎでしたが、結果的に「これがきっかけで、すべての枠が外れた!」と感じたそうで、「大胆な沐浴」としてすっかり人気者に(*^^)v
落ちた瞬間から上がってくるまでのスローモーションをみんなで再現して、何度も爆笑しました……今思い出してもおかしい(涙) 特に、そんな大変なときなのに、浮かび上がって来た瞬間に彼女が言った言葉が「カメラ!カメラ!カメラ〜!泣」だったこと笑 あぁ、腹筋割れた(涙)
バトゥール湖近くの通称「愛の寺院」で祈祷を受けました。前回もお願いした私の大好きなジェロさんにまた会えたことが、なによりも嬉しかった!
ちょうど地元のおまつりのときで、この地域一帯のヒンドゥー教のリーダーである偉い方(カルイ説明だなあ(*^^))がいらしていたり、バリ舞踊があったり……こんな田舎の寺院に来る外国人は本当にいないらしく、村人が目を丸くしていました笑。この寺院、奥に女神が安置されている扉があるのです!
前回、どうしてあそこに案内されたのか本当に不思議でしたが、それが縁があるということですよね・・・・。
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「どうしてバリに来ているんだろう?」と不思議に思っていた前回からわずか半年後に読者の皆さまとここに来ているって……、最近本当に世の中の物事の具現化(思ってから現実になるまで)のスピードが速くなったと思います。スピードは増したのに、ゆったりした感覚は変わらずで、時間の密度が伸びたり縮んだりしているみたいです。
祈祷、祈祷、浄化、祈祷、祈祷……と祈祷三昧だったこの旅行、最後はウルワツ寺院ででした。海を臨む絶壁の上に、特別な礼拝所があります。バリヒンドゥーのお花を掲げて祈るスタイルも、皆さんすっかり慣れた様子。祭壇の向こうには黄身のような夕日が沈み始め、風がそよそよと吹き抜けて、天空の城のようでした。これまで私たちがバリの神様に祈った思いを、バリヒンドゥーの大神「サンディンウィディ」が上にあげて成就させてくださるそうです。自分の本当に望んでいることをまず自分の言葉で祈るといい……みなさん、なにを祈ったのかしら……。
断崖の上には、ウェディングカップルがいました❤
最終日のフェアウェルディナーでの皆さまからの感想に、泣きました。これだけ人数がいると、ひとつくらい同じ感想がありそうなものですが、それぞれに感じることや掴むことは様々、、、本当にやってよかったです*\(^o^)/*
「浄化の島 バリ」にも書きましたが、バリはハワイの聖地とは違い、自分のなかでフタをしていた部分と向き合わされる場所です。私もまたまたこれに近いことがあり、帰国してからやるべきことがはっきり見えました。
皆さまを空港にお見送りして、ツアーは終了、、、なによりも、無事に終了したことに感謝!とスタッフと乾杯しました。
ツアーでまわった名所、秘境の数々はこちら。
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2014年10月